ママたちの体験談

避難所を転々としてへとへとに、生活が地震で一変した(筆:華)

熊本市西区 華 子供:5歳(女)、3歳(男) 公開日:2017.09.07 更新日:2017.09.07

前震

地震の前日、当時3歳の息子の幼稚園入園式。明日からの幼稚園生活にワクワクしていた。前震の4月14日、実は入園式の後体調を崩した息子。その日も夕方から元気が無い。明日はゆっくり休ませようかと旦那に子供達の寝かしつけを頼み近くのTSUTAYAへ。

DVDを借りアパートの駐車場に着いた時地震が。外灯や近くのスーパーの灯りは消え辺りは真っ暗。車も大きく揺さぶられ「死」を予感した。急いで家に入るも真っ暗。しばらくして電気は付いたが棚が2つ倒れ家の中がぐちゃぐちゃ。直ぐに旦那が来てくれて子供達の無事を確認。幸い、寝室に布団以外物がなかったのがよかったみたい。子供達が寝てたので次の日旦那さんのお義母さんのマンションへ避難させてもらう。

本震

本震の日、前震より強い揺れと緊急地震速報の音で上の娘も起きてくる。朝になりマンションの外に出ると外壁や道路のひびが広がっていた。アパートも玄関と窓が開かずに力ずくであけた。その後は子供達がじっとできず気を使うので避難所を転々と。

震災から1ヶ月ぐらいして罹災証明書の「半壊」判定が出たが不動産屋さんは「ここより酷い所は他にもある。」と言われ、修繕の話しもでず泣く泣く引っ越しを決意。 最初に見つけた物件は不動産屋さんから一方的に申し込みを破棄され、やっと見つけた今のアパートへ引っ越し。

あったらよかったもの、無くて苦労したもの

当時娘5歳、息子3歳。
避難所にいるとき友達が支援物資と一緒に持ってきてくれたシャボン玉はすごく助かった。 続く余震で子供達も不安だったみたいだけど、シャボン玉をしてると自然と笑顔になってた。 前震の時に借りてたDVDや日頃から録画してた子供番組は一時的にアパートに帰った時、テレビを付けると震災の映像ばかりで見せたくなかったし、ちょっとだけでも日常に戻れて私も気が楽だった。

無くて困ったこと

通ってた幼稚園はすぐに条件付きで登園できたが、子供なりに不安だったのか、大好きな幼稚園に行きたくないと泣き、私自身疲れて幼稚園に行って欲しいと怒鳴ることもあった。 ほんの10分でも預かってもらえる託児所みたいな所があると、精神的に楽になれたかなと。 続く余震と1日じゅう電気が明々と着いてる避難所だと疲れが溜まるから、少し休む時間があればいいなと。

教訓
  • 寝室には大きな家具など置かないのが〇
  • シャボン玉は避難所でも安全に遊べて便利
  • ちょっと子供を預かってもらえる託児所が非常時に必要