熊本市中央区 I.I 子供:小4(男)、4歳(男) 公開日:2017.02.02 更新日:2017.02.02
前震の時から公園で車中泊
前震の時もかなりゆれた。ゆれがおさまると避難の準備を始めた。カバンに荷物をつめて、隣人と家のななめ前にある公園に避難し、車中泊した。食器は落ちたけど被害はそんなでもなかった。次の日の午前中家に帰った。水を買い出しに行った。
ぐるぐるまわるようなゆれの本震
次の日夕方震度3ぐらいのが来たので、念のため荷物を車にのせていた。本震の時は家で寝ていた。もう地震はこないと思って油断していた。ぐるぐるまわってゆれているような感じがした。ゆれている時は動かず。ゆれがおさまってから車に移動した。そして公園にまた行って車中泊を2泊した。車の中に寝るのは寒かった。
福岡のホテルに避難
本震の時停電した。水も止まった。本震の後、夫の会社から福岡まで避難するように指示が出た。迷ったが、隣人も避難した方がいいとアドバイスをくれたので、福岡市内のホテルを予約して5日間ぐらい避難した。
2階に一人で上がれなくなった子供
下の子は大丈夫だったけど、上の子は2階にあがれなくなった。また、トイレに行く時は周り全部に電気を付けないと行けなくなった。余震も怖がっていた。2階には一緒にあがるようにしている。
重宝するもの
車中泊の時、シートの上に敷くための、空気を入れてふくらませるマットを長距離の移動用に買っていたのが役にたった。あとは、水を買い出しに行った時など、コンテナがあると車の中などにも水を置けて便利だと思う。
地震からするようになったこと
地震以後、車のガソリンは常に満タンにしておくようになった。また、未だに寝る時は財布・かぎなどを入れたバッグを枕元に置いて寝ている。そして、荷物も非難した時のまま、大きいキャリーバッグに用意している。懐中電灯は、電池のものと手動で光るものの両方を用意している。
福岡での思い出
本震後避難した時、熊本を一歩出ると普通の生活がそこにあって、びっくりした。また、福岡の大学生が募金活動をかなりされていたのも思い出に残っている。福岡ではずっとテレビのニュースを見ていた。
2016年8月22日 聞き取り